酸味が強いことからジュースやジャムなどの加工品として利用されているのがクランベリー。
クランベリーの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいクランベリーの選び方・見分け方について順に紹介します。
特徴
- 学名:Vaccinium macrocarpon.
- 分類:ツツジ科スノキ属
- 原産地:北アメリカ、ヨーロッパ
- 和名:つるこけもも
- 英語:cranberry
- フランス語:airelle
- ドイツ語:Moosbeere、Preiselveere
クランベリーはCrane(鶴)とberry(ベリー)の合わさった名前です。
由来は茎や花弁が鶴の首やくちばしに似ていることから名付けられたと言われていてます。
また、鶴が大好物だったという説もあります。諸説あり。
クランベリーの果実は生食もできますが、酸味が強いことから、ジャムやジュース、クランベリーソースに加工されることが多い果物です。
その他、ドライフルーツとしても人気。
特に七面鳥の丸焼きに添えるクランベリーソースはアメリカやカナダの感謝祭には欠かせません。
原産地は北米やヨーロッパ。
アメリカの先住民が食用したのが最初だと言われています。
先住民が食べていたペミカンなどに使用されていました。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
---|---|
水分 | 87.1g |
炭水化物 | 12.2g |
脂質 | 0.13g |
カリウム | 85mg |
カルシウム | 8mg |
リン | 13mg |
鉄分 | 0.25mg |
ビタミンA(βカロテン) | 36μg |
ビタミンB1 | 0.01mg |
ビタミンB2 | 0.02mg |
ビタミンB6 | 0.05mg |
ビタミンC | 13.3mg |
ビタミンE | 1.2mg |
食物繊維 | 3.6g |
天然の抗酸化物質をたくさん含んでいて、免疫機能を高めるビタミンCの含有量が多いことから、シミやシワを防ぎ、紫外線対策に効果的です。
フラボノイド類も豊富ですが、もっとも強力なのがポリフェノール(プロアントシアニジン)です。
研究の結果、ピロリ菌が胃の粘膜に付着するのを防ぎ、膀胱粘膜に最近が付くのを伏せ部ので、胃潰瘍や膀胱炎を予防できる効果が明らかになっています。
特に食物繊維が豊富で、便秘解消や整腸作用に効果的。
低カロリー、低脂肪、食物繊維が多いので、健康食品として多く利用されています。
カロリー
- 46kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
輸入クランベリーの旬は9月〜11月です。
産地
- アメリカ輸入
- カナダ輸入
- チリ輸入
国産のクランベリーはありません。ほとんどがアメリカとカナダ、チリから輸入しています。
美味しいクランベリーの選び方・見分け方
- 赤く熟しているもの
- 形が良いもの、いびつで無いもの
形の良い、赤く熟しているものを選びましょう。
白いものは未熟です。