輪切りにすると星型に見えることからスターフルーツ、日本では五斂子(ごれんし)と呼ばれています。
スターフルーツの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいスターフルーツの選び方・見分け方について順に紹介します。
特徴
- 学名:Averrhoa carambola
- 分類:カタバミ科ゴレンシ属
- 原産地:熱帯アジア
- 和名:五斂子(ごれんし/ゴレンシ)
- 中国語:楊桃(ヤンタオ)
- 英語:star fruit
- フランス語:carambole
- ドイツ語:Karambola
輪切りにすると、果実の断面が星型に見えることからスターフルーツと呼ばれています。
日本では五斂子(ごれんし/ゴレンシ)とも言われています。
黄色い果肉はジューシー、少し甘さがありサクサクとした食感。サラダやデザートに添えると星型が華やかさを出してくれます。
甘みのある甘味種と酸味の強い酸味種があります。
甘味種は大果で生食向き、酸味種は小果でジャムやピクルス、サラダに向いています。
原産は南インドなどの熱帯アジア。
今は東南アジア、中国南部、台湾、ブラジル、アメリカのフロリダ、ハワイなどの亜熱帯地方で広く栽培されています。
日本には18世紀に渡来し、温かい気候の沖縄県で栽培されています。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
---|---|
水分 | 91.4g |
タンパク質 | 0.7g |
炭水化物 | 7.5g |
脂質 | 0.1g |
カリウム | 140mg |
カルシウム | 5mg |
リン | 10mg |
鉄分 | 0.2mg |
ビタミンA(βカロテン) | 74μg |
ビタミンB1 | 0.03mg |
ビタミンB2 | 0.02mg |
ビタミンB6 | 0.02mg |
ビタミンC | 12mg |
食物繊維 | 1.8g |
カリウム、ビタミンCなどが多く含まれているので、高血圧予防や生活習慣病の予防に役立つ果物です。
食物繊維も豊富、整腸作用や利尿作用もあるので体調を整えてくれる効果も期待できます。
カロリー
- 30kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
旬は9月下旬から翌年の2月頃まで。秋から冬にかけて美味しく食べられます。
産地
- 沖縄県
国産では沖縄県で栽培されています。沖縄がほぼ100%収穫。
収穫量は少なく合計で19トンほど。
美味しいスターフルーツの選び方・見分け方
- シワや斑点がないものを選ぶ
- 果皮にハリとツヤがあるもの
- 全体的に均一に色づいているものが良品
- 重みがあるものを選ぶ
見た目からはツヤがあるものを選びましょう。
シワや斑点があるものをできるだけ避けるようにして下さい。
手に持てるのであれば、重みのあるものを選んで下さい。
すぐ食べる時は果皮が黄色く、熟したものを選びましょう。