いちご

スポンサーリンク
いちご 果物

各都道府県によって品種名があるいちご(イチゴ・苺)、ブランド品として人気になっています。

いちごの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいいちごの選び方・見分け方について順に紹介します。

 

スポンサーリンク

特徴

いちご

  • 学名:Fragaria ananassa
  • 分類:バラ科オランダイチゴ属
  • 原産地:北アメリカ、南アメリカ、チリ
  • 和名:いちご(イチゴ・苺)
  • 英語:strawberry
  • フランス語:fraise
  • ドイツ語:Erdbeere

いちごはどんどん増える果物で、母はどんどん子供を増やすことに因んで「草かんむり」に「母」と書いて「苺」と呼ぶようになりました。

いちごは江戸時代に1840年頃にオランダからやってきた果物、当時はオランダイチゴと呼ばれていました。

1950年代までは高級フルーツでしたが、1960年代になりハウス栽培、トンネル栽培されるようになり、生産量が飛躍的に増加したことから、現在のように広く食べられるようになっています。

本来の実はつぶつぶの部分。赤い部分は花托(かたく)と呼ばれる支えてる部分になります。

※花托とは、花弁(花びら)や雄しべ、雌しべなどを刺させている部分こと

いちごは花托(かたく)が大きくなったものと言えます。

以前は、東の「女峰」、西の「とよのか」の二強でしたが、品種改良が進み、より甘くて大きいイチゴの品種が誕生しています。

白いいちご

種類はあまおう、とちおとめ、アイベリー、紅ほっぺなど。白いいちご「初恋の香り」もあります。

西ではさちのか、さがほのかなど、酸味よりも甘みが強いものが人気です。

いちご

 

スポンサーリンク

栄養成分

いちご

栄養成分名称 100gあたりの栄養成分含有量
水分 90.0g
たんぱく質 0.9g
炭水化物 8.5g
カリウム 170mg
カルシウム 17mg
マグネシウム 13mg
0.3mg
亜鉛 0.2mg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.02mg
ビタミンB6 0.04mg
ビタミンC 62mg
葉酸 90μg
食物繊維 1.4g

いちごはビタミンC、葉酸、食物繊維が豊富。

中粒なら7粒食べると1日のビタミンC必要量が摂れます。また、10粒食べると風邪予防にもなると言われています。

その他、コラーゲンの生成をうながしてしわや、メラニンの生成を抑えるのでシミを予防する働きがあるので、美肌づくりに効果的な女性に人気の果物です。

さらに、虫歯予防になるキシリトール、フラボノイドなどの抗酸化物質も多く含まれています。

 

カロリー

いちご

  • 34kcal(100gあたり)

 

旬:美味しい時期

いちご

1960年代まではいちごの旬は露地ものの5月〜6月(春〜初夏)でしたが、ビニールハウスによる温室栽培が行われるようになってからは、秋から翌年の初夏まで出回るようになっています。

  • 露地:5月〜6月
  • ビニールハウス:12月〜5月

クリスマスケーキ用の12月から出回り、5月ごろまで旬。

その中でも12月末からの一番果と、2月中旬からの二番果が美味しいです。

ほとんどが日本産ですが、一部輸入もあります。輸入のいちごは6月〜10月が旬。

 

産地

いちご

  • 栃木県:とちおとめ、女峰、
  • 福岡県:あまおう
  • 佐賀県:さがほのか、さちのか
  • 長崎県:さちのか
  • 愛知県:アイベリー、ゆめのか
  • 静岡県:紅ほっぺ

いちごは品種により甘さが異なります。

特にあまおうは大粒で中身が赤く甘いことからブランド品となり人気です。

白いいちご

▲白いいちご「初恋の香り」という品種。

 

美味しいいちごの選び方・見分け方

いちご

  • ヘタは緑色が濃く、乾いていないものが新鮮
  • ヘタは完熟になると反りかえるので、反り返っていないものを選ぶ
  • ヘタの近くまで赤いものが完熟
  • 赤い色が鮮やかで、傷がないものを選ぶ
  • ふっくらしていて、表面にハリがあるもの
  • 粒がくっきりと見えて、揃っているものを選ぶ

赤い部分にツヤがあり鮮やかで、傷が付いていないものを選びましょう。

旬を過ぎると艶がなくなり、しおれてきます。

甘いものはヘタ付近まで赤いものです。ヘタは濃い緑色でピンとしていて、反り返っていないものを選んで下さい。