みかん

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みかん 果物

1年中、四季を通して食べられるみかん(温州みかん・ミカン)は手軽に食べられて栄養価が高い果物です。

みかんの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいみかんの選び方・見分け方について順に紹介します。

 

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特徴

みかん

  • 学名:Citrus unshiu
  • 分類:ミカン科ミカン属
  • 原産地:インド(アッサム地方)、東南アジア
  • 和名:温州(うんしゅう)みかん
  • 英語:Mandarin Orange、Satsuma mandarin
  • フランス語:mandarine
  • ドイツ語:Mandarine

みかんは皮をむきやすい小さい柑橘類(かんきつ類)の総称。

世界中に100種以上もある柑橘類の一種です。

原産地はインドのアッサム地方や東南アジアで、日本には中国からやってきました。

かんきつ類の中で日本を代表のはみかん。別名温州みかんと呼ばれています。

ヨーロッパでは「サツマオレンジ」と呼ばれて人気。

温州みかんの温州(うんしゅう)は中国の浙江省(せっこうしょう)の地名から付けられましたが、日本の小さなみかんは、鹿児島県の長島が原産地とされています

中国からやってきた柑橘類から偶然生まれた日本独自の品種と考えられています。

(※2010年の遺伝研究により、母系種は小ミカン、父系種はクネンボと明らかになりました。)

江戸時代は紀州みかんが主流でしたが(種無しは不吉だと考えら得ていた)、明治時代になり、食べやすさと小柄なサイズが人気になり今に至ります。

他の作物の栽培には適さないような、やせて、水はけの良い傾斜地が栽培の適地。

みかん(温州みかん)は産地や栽培方法によってブランド名が付いています。

 

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栄養成分

みかん

栄養成分名称 100gあたりの栄養成分含有量
水分 86.9g
たんぱく質 0.7g
炭水化物 12.0g
カリウム 150mg
カルシウム 21mg
0.2mg
ビタミンA(βカロテン) 1000μg
ビタミンB1 0.10mg
ビタミンB2 0.03mg
ナイアシン 0.3mg
ビタミンB6 0.06mg
ビタミンC 32mg
食物繊維 1.0g

みかんに多く含まれているのはビタミンC、抗酸化作用があります。

3個くらい食べるだけで1日に必要なビタミンCを摂ることができます。

皮膚の粘膜を強くするβカロテン(ビタミンA)やクエン酸も豊富で、疲労回復や風邪予防、風邪の回復に効果があり、美肌効果も期待できる果物です。

袋や皮の白い部分にはビタミンCの吸収率を高め、毛細血管を強くする効果や動脈硬化予防があるビタミンPが含まれています。

日本のみかんにはシネフリンが含まれています。シネフリンは体脂肪を分解し、脂肪燃焼効果を高めるとされていることから、ダイエットにも効果がある成分として注目されています。

最近、みかんのオレンジ色の成分であるβ-クリプトキサンチンには悪玉コレステロールの参加を防ぎ、心臓病、脳卒中の予防、癌を抑制する効果があるとされ注目されています。

 

カロリー

みかん

  • 46kcal(100gあたり)

 

旬:美味しい時期

みかん

みかんは5月から9月まではハウス栽培になります。10月から4月までの露地もの

  • 露地:10月〜4月
  • ビニールハウス:5月〜9月

ハウスミカンや貯蔵みかんなどを合わせると1年を通して美味しく食べられます。

 

産地

みかん

  • 和歌山県:有田みかん
  • 愛媛県
  • 静岡県

和歌山県は有田みかんが有名。関西を中心に人気です。

 

美味しいみかんの選び方・見分け方

みかん

  • 果皮の色が均一なものを選ぶ
  • 皮のオレンジ色が濃く、鮮やかなでツヤのあるものを選ぶ
  • 皮が薄く、決めが細かく、しっかりしているものが良い
  • 皮のつぶつぶが大きく、はっきりとしているもの
  • なるべく小さいものを選ぶ。大玉で無い方が糖度が高い
  • ヘタが小さく、は黄色がかった緑色が良い
  • フカフカと浮き上がっているものは新鮮ではない

みかんの皮にツヤがあり、あざやかで色の濃いものを選びましょう。

サイズはやや小ぶりの方が糖度が高いです。

皮と実が離れてフカフカしていた隙間のあるみかんは、むきやすいのですが新鮮ではありません。