オリーブ

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果物

オリーブオイルとしてイタリア料理に使われるのがオリーブの実。

オリーブの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいオリーブの選び方・見分け方について順に紹介します。

 

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特徴

オリーブ

  • 学名:Olea europaea
  • 分類:モクセイ科オリーブ属
  • 原産地:地中海地方
  • 別名:オレーフ、オレフ、ホルトノキ、カンラン(橄欖)
  • 英語:olive
  • フランス語:olive
  • ドイツ語:Olive

オリーブの果実には、食用油の一つであるオリーブオイルの原料になります。

果肉の油を採取したもの。

特別な香りと旨味があることから、古くから最高級油として使われてきました。

熱に強く、参加しにくいオレイン酸を多く含んでいるのが特徴。

原産地は地中海地方、旧約聖書にも載っており、紀元前700年頃の古代ギリシャはオリーブの栽培により、産油国として栄えました。

オリーブ

生食すると苦みがありますが、加熱することで苦みが和らぐことから、ピクルスやピザ、塩漬けとして食べられています。

日本で初めてオリーブを食べたのは豊臣秀吉と言われています。文久3年(1594年)にスペイン国王からオリーブの果実1樽が献上されたこと記録に残っています。

オリーブオイルについては、安土桃山時代にポルトガル人のキリスト教宣教師が持ち込みました。

明治時代に神戸にオリーブやゴムノキを植えたましたが、財政難により売却。

その後、香川県の小豆島では栽培に成功し、今でも国産オリーブと言えば香川県が有名です。

 

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栄養成分

オリーブ

栄養成分名称 100gあたりの栄養成分含有量
水分 81.6g
タンパク質 0.8g
脂質 12.3g
炭水化物 3.4g
カリウム 10mg
カルシウム 68mg
マグネシウム 11mg
リン 5mg
鉄分 0.8mg
亜鉛 0.2mg
マンガン 0.08mg
ビタミンA(βカロテン) 0μg
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンB6 0.02mg
ビタミンC 0mg
ナイアシン 0.3mg
葉酸 2μg
食物繊維 2.5g

※ブラックオリーブの栄養成分

老化防止の効果があるビタミンE、カルシウム、銅、食物繊維が豊富に含まれています。

オリーブオイルに含まれているオレイン酸は悪玉コレステロールを減らす効果がありますが、脂肪として蓄積されやすいというデメリットもあるので注意して下さい。

オリーブの塩漬けはワインにあいますが、塩分が高いのでとりすぎに注意しましょう。

 

カロリー

オリーブ

  • 121kcal(100gあたり)

 

旬:美味しい時期

オリーブ

 

産地

オリーブ

  • 香川県(小豆島)
  • 岡山県

明治政府が神戸の次に目をつけた香川県の小豆島、岡山県が今でも栽培地として残っています。

香川県からは「香オリ3号」「香オリ5号」などの新たな品種も誕生しています。

 

美味しいオリーブの選び方・見分け方

オリーブ

  • ツヤとハリのあるものを選ぶ
  • 皮につく白い粉(ブルーム)が付き、テカテカしていないものを選ぶ
  • 緑色から熟すると黒紫色に変わる

皮にツヤとハリのあるものを選びましょう。