南国フルーツの代表の一つがグァバ(グアバ)。熱帯地方で栽培されています。
グァバの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいグァバの選び方・見分け方について順に紹介します。
特徴
- 学名:Psidium guajava
- 分類:フトモモ科バンジロウ属
- 原産地:熱帯アメリカ
- 和名:アケビ(木通、通草)
- 別名:バンジロー(蕃石榴)、バンザクロ、バンセキリュウ
- 地方名:バンジルー(沖縄県)、バンシルー、バンシロウ
- 英語:guava
- フランス語:goyave
- ドイツ語:Guaven
中央アメリカ〜南アメリカ、東南アジア、カリブ海の沿岸など、熱帯地方や亜熱帯地方に自生しているのがグァバ。
今は食用として栽培されており、ストロベリーグァバ、レモングァバなど世界に160種以上の品種があります。
その他、ジュースやゼリーなどの加工品、葉を使った健康茶もあります。
品種が多いことから、形が卵型、球型、洋なし型などがあり、生食用、加工用に分けられます。
日本では沖縄県や奄美大島で栽培。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
---|---|
水分 | 88.9g |
タンパク質 | 0.6g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 9.9g |
カリウム | 240mg |
カルシウム | 8mg |
マグネシウム | 8mg |
リン | 16mg |
鉄分 | 0.1mg |
亜鉛 | 0.1mg |
マンガン | 0.09mg |
ビタミンA(βカロテン) | 600μg |
ビタミンB1 | 0.03mg |
ビタミンB2 | 0.04mg |
ビタミンB6 | 0.06mg |
ビタミンC | 220mg |
ナイアシン | 0.9mg |
葉酸 | 41μg |
食物繊維 | 5.1g |
食物繊維、ビタミンC、カロテン、カリウムなど、生活習慣病の予防に役立つ成分が豊富に含まれています。
特にビタミンCの含有量はレモンの約2倍以上と果物の中でもトップクラス。
また、葉にはポリフェノールを含んでいるので、グァバ茶(ばんじろう茶)が糖尿病予防や花粉症に効くとされ、健康茶として人気になっています。
カロリー
- 38kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
産地
- 沖縄県
- 鹿児島県(奄美大島)
美味しいグァバの選び方・見分け方
- 全体がいびつではなくきれいな丸い形をしているものを選ぶ
- 手に持って重みがあるもの
- 皮にハリやツヤがあるもの
- 皮の表面にキズや痛みがあるものは避ける
皮にハリがあり、丸みのあるものを選びましょう。
傷があるものは避けて下さい。
皮がかたい状態で購入し、追熟させましょう。
指で軽く押してみて、少しやわらかくなっているもの、強い香りが出てきたら食べ頃です。