見た目が恐竜の卵のような形をしたのがキワノ(ツノニガウリ)。
ゴツゴツとしたトゲが特徴です。
キワノ(ツノニガウリ)の特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいキワノ(ツノニガウリ)の選び方・見分け方について順に紹介します。
特徴
- 学名:Cucumis metuliferus
- 分類:ウリ科キュウリ属
- 原産地:熱帯アフリカ
- 別名:ツノニガウリ(角苦瓜)、ツノメロン、アフリカ角きゅうり
- 英語:horned melon、kiwano、jelly meron
- フランス語:kiwano
- ドイツ語:Kiwano
キワノはツノ(角)のあるウリ型の果実を食べることから、別名ツノニガウリ(角苦瓜)、ツノメロンと呼ばれています。
最初は緑色で、熟してくると黄色、オレンジ色に変わります。
キワノはキュウリ属で、きゅうりのようなさわやかな香りがあります。
ゼリー状の果肉をスプーンで食べるのが一般的。
甘みが少ないので、蜂蜜や砂糖をかけて食べる人も。食感はプルンとしていて、パッションフルーツやザクロに似ています。
アフリカの熱帯地方が原産で、現在はアメリカのカリフォルニアやニュージーランドで栽培されています。
日本はわずかに栽培されていますが、流通することは少ないです。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
---|---|
水分 | 89.2g |
タンパク質 | 1.5g |
脂質 | 0.9g |
炭水化物 | 8.0g |
カリウム | 170mg |
カルシウム | 10mg |
マグネシウム | 34mg |
リン | 42mg |
鉄分 | 0.4mg |
亜鉛 | 0.4mg |
マンガン | 0.13mg |
ビタミンA(βカロテン) | 36μg |
ビタミンB1 | 0.03mg |
ビタミンB2 | 0.01mg |
ビタミンB6 | 0.04mg |
ビタミンC | 2mg |
ナイアシン | 1.0mg |
葉酸 | 3μg |
食物繊維 | 2.6g |
カリウムや亜鉛、マグネシウムなどのミネラル分が豊富に含まれているので、高血圧予防におすすめです。
その他、食物繊維が多く含まれているので、便秘解消、腸内を綺麗にしてくれます。
カロリー
- 41kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
流通しているキワノ(ツノニガウリ)のほとんどを輸入しています。
全国に流通していない国産ものは8月後半に収穫、食べごろは10月〜11月です。
産地
- アメリカ(カリフォルニア)
- ニュージーランド
日本で食べられるキワノ(ツノニガウリ)は、アメリカのカリフォルニアとニュージーランドから輸入したものです。
美味しいキワノ(ツノニガウリ)の選び方・見分け方
- 皮に傷やしわがないものを選ぶ
- トゲが折れていないもの
傷がなく、トゲが折れていないものを選びましょう。