ライチ

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ライチ 果物

中国の楊貴妃も愛したという高貴なフルーツで「果物の女王」と言われているのがライチ

ライチの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいライチの選び方・見分け方について順に紹介します。

 

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特徴

ライチ

  • 学名:Litchi chinensis
  • 分類:ムクロジ科レイシ属
  • 原産地:中国南部
  • 別名:レイシ(茘枝)、ライチー
  • 英語:lychee
  • フランス語:litchi
  • ドイツ語:Litschi

中国南部が原産、上品な香りから「果物の女王」と言われており、世界三大美女・楊貴妃が愛した果物で、華南から長安まで早馬で運ばせたという話が残っています。

うろこ状の皮は固くて頑丈、皮を剥くと半透明白色の果肉があります。

なめらかで水分のあり、弾力性のある果肉が特徴。

熱帯の果樹なので、本州から東北、北海道では栽培が難しい果物です。

1720年ごろに伊豆大島に、江戸時代後半(幕末)に薩摩(鹿児島)の島津斉彬がもたらしたと言われています。

 

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栄養成分

ライチ

栄養成分名称 100gあたりの栄養成分含有量
水分 82.1g
タンパク質 1.0g
脂質 0.1g
炭水化物 16.4g
カリウム 170mg
カルシウム 5mg
マグネシウム 13mg
リン 22mg
鉄分 0.2mg
亜鉛 0.07mg
0.14mg
ビタミンA(βカロテン) 0μg
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンB6 0.09mg
ビタミンC 36mg
ナイアシン 1.0mg
葉酸 100μg
食物繊維 0.9g

ビタミンCが豊富に含まれており、美肌づくり、老化防止の効果が期待できます。

その他、カリウム、銅も多いのも特徴。

胎児の発育に欠かせないと言われている葉酸を多く含むので、特に妊娠中の女性におすすめ。

 

カロリー

ライチ

  • 63kcal(100gあたり)

 

旬:美味しい時期

ライチ

冷凍ものは周年出回っていますが、国産ライチの旬は初夏の6月〜7月。

 

産地

ライチ

  • 沖縄県
  • 鹿児島県

ごくわずかですが沖縄や鹿児島で栽培されています。

ほとんどが輸入の冷凍もの。台湾、中国、アメリカ産が多いです。

 

美味しいライチの選び方・見分け方

ライチ

  • 果皮の色が鮮やかな赤色(紅色)を選びましょう

果実は見れないので、判断するのは皮の色。

鮮やかな赤色のものが新鮮です。時間が経つと、赤色→赤茶色→茶色に変色していきます。