ゼスプリでお馴染みのキウイはゴールドキウイと共に大人気。
冬場は少し酸味のある国産のキウイフルーツも見かけます。
キウイフルーツの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいキウイフルーツの選び方・見分け方について順に紹介します。
特徴
- 学名:Actinidia chinensis
- 分類:マタタビ科マタタビ属
- 原産地:中国
- 和名:キウイ、キウイフルーツ
- 英語:kiwifruit
キウイフルーツはほどよい酸味と甘さがある人気のフルーツです。
キウイフルーツの名前の由来は、果皮の表面にある褐色の細かな産毛や、丸くて可愛らしい見た目がニュージーランドの国鳥キウイに似ていることから名付けられました。
2000万年前の化石の時代があったと言われるほど古い果物。
原産地は中国ですが、今はニュージーランドで改良が進み、多くの品種が増えました。
一般的なキウイの他に、ゼスプリサンゴールドキウイが人気。
日本には1960年代から輸入されました。みかんの転換作物としてたくさん作られるようになり、国内生産量が増加。
最近では、国内だけでも年間約4万トンが生産されていて、高品種も出ています。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
---|---|
水分 | 84.7g |
炭水化物 | 13.5g |
カリウム | 290mg |
カルシウム | 33mg |
マグネシウム | 13mg |
リン | 32mg |
鉄 | 0.3mg |
銅 | 0.11mg |
ビタミンA(βカロテン) | 66μg |
ビタミンB6 | 0.12mg |
ビタミンE | 1.3mg |
ビタミンC | 69mg |
食物繊維 | 2.5g |
ビタミンC、ビタミンE、カロテン、食物繊維、カリウムが豊富に含まれていることから、風邪予防、美肌づくり、便秘解消、免疫力低下の解消、高血圧予防などの効果が期待できます。
特にキウイフルーツ1個あたりのビタミンCはレモンよりも多いのが特徴。
ビタミンEとの相乗効果で抗酸化作用を発揮します。
その他、タンパク質分解酵素アクチニジンを含んでいるので、肉料理や魚料理と一緒、またはその後に食べると消化が促進されます。
カロリー
- 53kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
ニュージーランドから輸入しているキウイフルーツは春から冬前までほぼ1年食べられます。
日本産(国内)のキウイフルーツは秋に栽培され、春まで出回っていますが、11月が旬。美味しく食べられます。
国産とニュージーランドからの輸入により1年中出回っています。
産地
- 愛媛県
- 福岡県
- 和歌山県
- 静岡県
冬はニュージーランドのキウイフルーツが少なくなるので、愛媛県、福岡県、和歌山県のキウイフルーツが多く流通しています。
日本のキウイフルーツはニュージーランドのに比べて酸味が強いのが特徴です。
美味しいキウイフルーツの選び方・見分け方
- 皮にある茶色い産毛が均一で密なものを選ぶ
- きれいな楕円形で、デコボコが無いもの
- 硬めのものを選び、暫く置き追熟させる
- 軽く握って、やや柔らかいものが食べごろ
産毛が均一で密なものを選びましょう。
デコボコがないきれいな楕円形を選んで下さい。
夏場はやや柔らかいものを買うとすぐに食べられます。
冬場は硬いキウイフルーツが多いです。その時は少し柔らかくなるまで待つと香りが出てきます。
手で持って少しへこむぐらいになったら食べごろです。