トロピカルフルーツの代表なのがマンゴー。宮崎産のアップルマンゴーが人気です。
マンゴーの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいマンゴーの選び方・見分け方について順に紹介します。
特徴
- 学名:Mangifera indica
- 分類:ウルシ科マンゴー属
- 原産地:北インド、マレー半島
- 中国語:芒果
- 英語:mango
- フランス語:mangue
- ドイツ語:Mango
チェリモヤ、マンゴスチンとともに、世界三大美果の一つに数えられているのがマンゴー。
その他、フルーツの王様「ドリアン」と並んで、マンゴーは「フルーツの女王」と言われています。
マンゴーは1970年代から国内でのハウス栽培がスタートしました。
現在は宮崎産ブランド「太陽のタマゴ」が誕生してからは、とても身近なフルーツになっています。
余談ですが、カレーにスパイスととして入れるチャツネは、まだ熟していないマンゴーを使用しています。
ウルシ科の植物なので、かぶれる可能性あるので気を付けましょう。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
---|---|
水分 | 82.0g |
タンパク質 | 0.6g |
炭水化物 | 16.9g |
カリウム | 170mg |
カルシウム | 15mg |
鉄 | 0.2mg |
マンガン | 0.10mg |
ビタミンA(βカロテン) | 610μg |
ビタミンB1 | 0.04mg |
ビタミンB2 | 0.06mg |
ナイアシン | 0.7mg |
ビタミンB6 | 0.11mg |
ビタミンC | 20mg |
葉酸 | 84μg |
食物繊維 | 1.3g |
体内でビタミンA(レチノール)に変わるカロテンを含んでいるので、細胞の老化を抑える抗酸化作用があり、美肌効果、コラーゲンの生成を促し、ガン予防の効果など幅広く期待できます。
追熟するとよりカロテンの含有量もより増えるので、皮膚、髪、骨を健康に保ったり、視力の低下も予防できます。
その他、ビタミンC、葉酸、食物繊維、カリウムも豊富で、貧血予防や便秘解消と、体内の内外を美しく保つのに役立ちます。
カロリー
- 64kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
宮崎や沖縄などの国内産マンゴーは6月後半〜9月が旬。
最近人気があることから、国内生産以外にフィリピンやメキシコから輸入もされています。
熱帯地方の夏が旬にあたるので、北半球では4月〜8月、南半球では9月〜12月が旬。
フィリピン産のペリカンマンゴーは常に温かいので周年です。
産地
- 宮崎県
- 沖縄県
- 鹿児島県
宮崎県、沖縄県、鹿児島県で主に栽培されているのはアップルマンゴーです。
完熟で濃厚、独特のピリピリ感が無いのが特徴。
人気の宮崎産ブランド「太陽のタマゴ」は糖度15以上、重さ350g以上、そして色と形が美しいという基準をクリアした最高級品になります。
その他、沖縄や鹿児島でも栽培されています。
美味しいマンゴーの選び方・見分け方
- 全体的に色がのっていて、鮮やかなものが良い
- 大ぶりで丸みがあるものを選ぶ
- 皮がなめらかなもの
- 黒い斑点が出ているのは、劣化しているので避けること
収穫後は常温で追熟させましょう。果皮がベトベトしたツヤが出てきたら食べごろです。
皮のハリが緩み、しわが出てきたり、香りが強くでてきて、柔らかくなり、しっとりとした感触になった頃が食べごろです。