天然ビタミンCが大量に摂れる果物と言えばアセロラ。
アセロラの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいアセロラの選び方・見分け方について順に紹介します。
特徴
- 学名:Malpighia glabra
- 分類:キントラノオ科マルピギーア属
- 原産地:熱帯アメリカ
- 別名:ウエストインディアンチェリー(西インドチェリー)、バルバドスチェリー
- 英語:acerola
- フランス語:acerola
- ドイツ語:Acerola
アセロラは西インド諸島から、南アメリカ北部から中央アメリカが原産。
少し窪みがあるさくらんぼのような赤い果実です。
日本には1958年に沖縄県で導入後栽培されています。
アセロラは収穫後2〜3時間で傷んでしまうので、沖縄県以外ではなかなか市場に出回りません。
そのためニチレイアセロラドリンクなど、ジュース、ジャム、ゼリーにに加工しています。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
---|---|
水分 | 89.9g |
タンパク質 | 0.7g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 9.0g |
カリウム | 130mg |
カルシウム | 11mg |
リン | 18mg |
鉄分 | 0.5mg |
銅 | 0.31mg |
ビタミンA(βカロテン) | 370μg |
ビタミンB1 | 0.03mg |
ビタミンB2 | 0.04mg |
ビタミンC | 1700mg |
食物繊維 | 1.9g |
レモンの17倍以上のビタミンCを含んでいます。他の果物と比べてもダントツの量。
コラーゲンの生成を抑えたり、メラニン色素の生成を抑えたりする美肌効果があります。
免疫力強化、抗がん作用などの効果も期待できます。
ビタミンCばかり話題になりますが、ビタミンA(βカロテン)、鉄分、食物繊維なども豊富に含まれています。
ミネラルでは銅とカリウム、脂質はありませんが、脂溶性カロテンとビタミンEを含んでいるという不思議なフルーツです。
カロリー
- 36kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
産地
- 沖縄県
アセロラが日本で生産されている県は沖縄県だけです。
美味しいアセロラの選び方・見分け方
- 皮に傷が無いもの
- ハリやツヤがあるもの
- 色があざやかなもの
- 大玉のもの
大玉で、皮に傷がないもの、ハリや艶があるものを選びましょう。