ジューシーで、酸味と甘みがあるすもも(プラム)は夏に出回る果物です。
すもも(プラム)の特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しいすもも(プラム)の選び方・見分け方について順に紹介します。
特徴
- 学名:Prunus salicina
- 分類:バラ科サクラ属
- 原産地:中国(日本のすもも[プラム])、コーカサス地方(西洋すもも[プルーン])
- 和名:スモモ(李)
- 別名:プラム
- 英語:plum
- フランス語:prune
- ドイツ語:Pflaume
中国から日本に渡来し、和歌に詠まれる古くからあります。
日本では自生しているもの、栽培されているものがあります。
すももの和名の由来は、桃(もも)に比べて酸味が強いことから名付けられました。
※酸桃=酸っぱい桃
品種は多く、中国原産の日本すもも(プラム)と、コーカサス原産の西洋すもも(プルーン)に大別されます。
日本のすももは英語では”Japanese plum”や”Asian plum”と呼ばれています。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
---|---|
水分 | 88.6g |
たんぱく質 | 0.6g |
炭水化物 | 9.4g |
カリウム | 150mg |
カルシウム | 5mg |
リン | 14mg |
鉄分 | 0.2mg |
ビタミンA(βカロテン) | 79μg |
ビタミンB1 | 0.02mg |
ビタミンB2 | 0.02mg |
ビタミンB6 | 0.04mg |
ビタミンC | 4mg |
ナイアシン | 0.3mg |
食物繊維 | 1.6g |
果汁が多く酸味と甘みを持つプラムはカリウムが豊富で、高血圧予防や利尿効果が期待できます。
すももの酸味はクエン酸とリンゴ酸で、疲労回復の効果があります。
干した方が鉄分が多くなり、貧血予防に効きます。
食物繊維が多く、便秘解消、整腸作用が期待できます。
カロリー
- 44kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
初夏から夏にかけてが旬。
産地
- 山梨県
- 長野県
- 和歌山県
山梨県が日本全体の約3割を生産しています。
美味しいすもも(プラム)の選び方・見分け方
- 皮の色が鮮やかなものを選ぶ
- 表面にツヤとハリがあるもの
- 表面に白い粉(プルーム)がついているものが新鮮
見た目がツヤツヤしていて、ハリがあるものを選びましょう。
プルームがあるものが新鮮です。