明日葉(あしたば)

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明日葉 緑黄色野菜

さわやかな香りのある明日葉(あしたば)は、栄養価が高く青汁としても人気の野菜です。

 

明日葉(あしたば)の特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、明日葉の美味しい選び方・見分け方について紹介します。

 

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特徴

明日葉

  • 学名:Angelica keiskei
  • 分類:セリ科シシウド属
  • 原産地:日本(八丈島)、中国
  • 英語:ashitaba
  • 別名:八丈草、明日草

関東以南の八丈島や伊豆大島などの温暖な島に多く自生している山野草です。

太陽を浴びた場所でよく育ち、今日若葉を摘んだとしても、明日にはまた新芽が延びてくることから明日葉という名前が付きました

以前は野山から摘み薬草として使われてきましたが、栄養価の高さや効能が認められて、青汁を中心に栽培されています。

その他、特産物としても人気、別名「八丈菜」「八丈草(はちじょうそう)」と言われています。

セリ科の野菜であることから、セリに似た香りがします。

 

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栄養成分

明日葉

栄養成分名称 100gあたりの栄養成分含有量
ナトリウム 60mg
カリウム 540mg
カルシウム 65mg
鉄分 1.0mg
マンガン 1.05mg
ビタミンA(β-カロテン) 5300μg
ビタミンK 500μg
ビタミンB1 0.10mg
ビタミンB2 0.24mg
ビタミンC 41mg
葉酸 100μg
食物繊維 5.6g

β-カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類と、カルシウム、鉄分、カリウムなどのミネラル類を豊富に含んでいます。

滋養強壮にも効果があることを、江戸時代に貝原益軒も「大和本草」で紹介しています。

ビタミンB2を特に多く含んでおり、皮膚、毛髪、爪などの健康維持に効果的です。

その他、葉酸や食物繊維も豊富。栄養は他の野菜に比べ群を抜いています

 

カロリー

明日葉

  • 33kcal(100g)

 

旬:美味しい時期

 

産地

  • 八丈島(東京都)
  • 伊豆大島(東京都)

温かい島国で自生していましたが、現在は栽培されています。

八丈島産の明日葉が最も多く栽培されています。

 

美味しい明日葉の選び方・見分け方

明日葉

  • 葉の色が鮮やかなものを選ぶ
  • 茎は細いものが柔らかくて美味しい

色鮮やかな葉で、茎は細長いもおを選びましょう。