パプリカはピーマンよりも甘くて、栄養価も高く、料理の彩りにも良いことから人気の野菜になっています。
パプリカの特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、パプリカの美味しい選び方・見分け方について紹介します。
特徴
- 学名:Capsicum annuum
- 分類:ナス科トウガラシ属
- 原産地:熱帯アメリカ
- 英語名:sweet pepper, paprika
- フランス名:poivron
パプリカとは、唐辛子(とうがらし)の総称ですが、スーパーなどで売っているパプリカは、カラフルで100g以上の大型で肉厚のピーマンです。
別名、カラーピーマンとも呼ばれています。
パプリカの色は緑色、赤色、黄色、オレンジ色、紫色、黒色、白色などがあります。
普通のピーマンに比べて、皮に厚みがありジューシーな食感があり、苦味もなく甘くさわやかな味がします。
煮込み料理やマリネにしたり、生のままサラダの一つとして食べる場合もあります。
栄養成分
栄養成分名称 | 100gあたりの栄養成分含有量 |
炭水化物 | 7.2g |
カリウム | 210mg |
カルシウム | 7mg |
マグネシウム | 10mg |
リン | 22mg |
鉄分 | 0.4mg |
ビタミンA(β-カロテン) | 1100μg |
ビタミンB1 | 0.06mg |
ビタミンB2 | 0.14mg |
ビタミンB6 | 0.37mg |
葉酸 | 68μg |
ビタミンC | 170mg |
食物繊維 | 1.6g |
カラフルな色があるパプリカは、含まれているポリフェノールの種類の違いで色が異なっています。
ピーマンと比較すると、カロテンやビタミンC、葉酸は2倍以上あります。
栄養価が高いピーマンよりもパプリカの方がよりに高くなりますが、食物繊維はピーマンの方が高いです。
カロリー
- 赤パプリカ:30kcal(100gあたり)
- 黄色パプリカ:27kcal(100gあたり)
旬:美味しい時期
産地
- 高知県
- 熊本県
- 宮崎県
国産もありますが、オランダや韓国などからの輸入物もあります。
美味しいパプリカの選び方・見分け方
- 収穫後、日数が経つと切り口から傷み始める
- 果柄(枝と果実の間)の部分が緑色で、切り口が新しくハリやツヤのあるものが良品
- 皮にしわのあるおのは鮮度が落ちている証拠
- 中の種は育っていないほうが果肉も柔らかい
パプリカを切った先から傷み始めるので、まずはそこをチェックして下さい。
後は、皮にしわがないかを確認し、ツヤのあるものを選びましょう。