人参(にんじん)

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人参の切り口の部分 緑黄色野菜

人参(にんじん)の英語名のキャロット。このキャロットはカロテンが語源になっています。

今では日本全国どこでも栽培されることから、1年中食べることができます。

人参の特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、美味しい人参の選び方・見分け方について順に紹介します。

 

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特徴

人参の切り口の部分

  • 学名:Daucus carota
  • 分類:セリ科ニンジン属
  • 原産地:アフガニスタン
  • 英語:carrot
  • フランス語:carotte

原産地はアフガニスタンです。トルコ経由でヨーロッパに渡った西洋種と、アジア東部に渡った東洋種があります。

日本には江戸時代に中国から東洋種が伝わり、明治以降になり西洋種が入ってきました。

ただし煮物などに向いている東洋種が主流でしたが、第2次世界大戦後になり食生活の変化に伴って西洋種が主流になりました。

京人参(金時人参)

現在ではほとんどが西洋種で、東洋種はお正月限定でお雑煮に入れて食べます。

※上の写真は濃い赤色をしている京人参(金時人参)

戦前は東洋種であったことから人気の野菜でしたが、ほとんどが西洋種になり「子供の嫌いな野菜」の常連となっています。

黄にんじん

▲沖縄の「島にんじん」、中国系をかけ合わせた「金美」など、黄色い人参もあります。

 

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栄養成分

人参の芯の部分が緑が買っている様子

栄養成分名称 100gあたりの栄養成分含有量
炭水化物 9.1g
ナトリウム 24mg
カリウム 280mg
カルシウム 28mg
鉄分 0.2mg
亜鉛 0.2mg
ビタミンA(β-カロテン) 8,600μg※
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.04mg
ビタミンB6 0.11mg
ビタミンC 4mg
食物繊維 2.7g

※生の人参(にんじん)の場合

多く流通している野菜の中で比較すると、β-カロテンの量がダントツなのが人参です(野菜の中では含有量3位)。50gほどで成人の1日の必要量を満たしています。

β-カロテンは免疫力を高め、皮膚や粘膜などを強くし、動脈硬化などに効果があると言われています。その他カリウム、ビタミンCも豊富。

スーパーでは切り落とされている葉は、香りが強く、ビタミンCやカルシウムも豊富です。葉付きがあれば優先的に買うようにしましょう。

 

カロリー

  • 37kcal(100gあたり)

 

旬:美味しい時期

人参(にんじん)

18度~20度の気温で生育するので、秋から冬にかけて味がよくなっていきます。

 

産地

人参(にんじん)

春から夏は東北・北海道、冬は都市近郊、春は九州・沖縄と産地リレーで1年中で回っています。

生産量1位は北海道で秋人参が中心。生産量2位は千葉県。春夏人参と冬人参の2回栽培されています。

徳島県は春夏人参で、青森県は春夏から秋にかけてとれます。

 

美味しい人参の選び方・見分け方

人参

  • 肌がなめらかで、張りがあるもの、色つやがいいものを選ぶ
  • 赤みが強いもの、濃いオレンジ色のものを選ぶ
  • 茎を切ったあとの芯の断面積(中心)が小さいものが濃い味わい
  • 葉があれば、生き生きとした緑色で、元気があるものを選ぶ
  • ヒゲ根が少ないもの

人参独特の濃い赤みかかっているものを選びましょう。首の部分が青いものや茶色、黒ずんだものは避けます。

軸の切り口が太いものは、芯が太くて硬いのでやめておきましょう。芯の中心が小さいものがおすすめです。

気温が高くなる4月〜9月ごろに出回る春夏にんじんは、収穫までが早いので、軸の中心の色が緑色をしているものが新鮮です。

どの季節もそうですが、黒ずんでいないみずみずしいものを選んでください。