なばな(菜の花)

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なばな(菜の花) 緑黄色野菜

菜の花の若い時期に積んで食べるのがなばな(菜花)、若いので栄養満点です。

 

なばな(菜の花)の特徴、栄養成分、カロリー、旬(美味しい時期)、産地、なばな(菜の花)の美味しい選び方・見分け方について紹介します。

 

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特徴

茹でた菜花

  • 学名:Brassica rapa L. var. nippo-oleifera
  • 分類:アブラナ科アブラナ属
  • 原産地:地中海沿岸、中央アジア、北ヨーロッパ
  • 和名:菜の花、菜花
  •  英名:Chinese colza

地中海沿岸、中央アジア、北ヨーロッパに自生していた雑草で、花は「菜の花(アブラナ)」と言い、つぼみ、花、茎(くき)、若葉を「菜花(なばな)」と言い、この部分だけを食べます(写真は茹でた菜花)。

※食べる菜花(なばな)も菜の花と呼んでいる地域も多い。

特につぼみには成長の為の栄養分が多く含まれており、茎の部分は甘みが凝縮されていることから、つぼみの時だけ食べる期間限定の野菜です。

生長すると菜種油の原料にもなりますが、日本では食用と観賞用が主で、採油はほとんどありません。

独特の苦味があり、香り、彩りがあり、春の到来を感じられる緑黄色野菜です。

花が咲き始めると、美味しくなくなるので、できるだけ早く食べるようにしましょう。

※黄色い花が咲くアブラナ科の野菜を全て菜の花と言うため、厳密に言うと小松菜水菜白菜青梗菜(ちんげんさい)なども「菜の花」に含まれます。

 

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栄養成分

菜の花(なばな)

栄養成分名称 100gあたりの栄養成分含有量
ナトリウム 12mg
カリウム 410mg
カルシウム 97mg
マグネシウム 28mg
鉄分 0.9mg
ビタミンA(β-カロテン) 2600μg
ビタミンB1 0.11mg
ビタミンB2 0.24mg
ビタミンB6 0.22mg
ビタミンC 110mg
葉酸 240μg
食物繊維 3.7g

カロテン、ビタミンC、ビタミンB1、B2、葉酸、カルシウム、鉄分などミネラル類を多く含みます。

特にビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスに入ります。風邪予防、抵抗力を高められる野菜です。

貧血予防にも効果的。

 

カロリー

  • 33kcal(100g)

 

旬:美味しい時期

菜花の旬は春ですが、出荷は冬から春にかけて1月〜3月が多く、旬は冬から早春ごろ。

今では1年中見られるようになりました。

 

産地

  • 千葉県
  • 三重県
  • 香川県

 

美味しいなばな(菜の花)の選び方・見分け方

菜の花(なばな)

  • 葉や茎の緑が鮮やかでみずみずしいのを選ぶ
  • 葉の色が濃いものを選ぶ
  • つぼみが硬く開いておらず揃っているもの
  • 葉や茎がやわらかいもの
  • 切り口が新鮮なものを選ぶ

つぼみが硬く、開く直前のものを選びましょう。葉の色や茎の色が鮮やかで、変色していないもの、みずみずしいものが良品です。

束ねられている葉も茎もびっしり詰まったもの、全体がシャンとしているものを選んでください。

花が咲き始めるとえぐみが出て味が落ちてしまうので避けましょう。できるだけ早いうちに食べるようにしましょう。